見えないところで安全を守り人を支えている。

石川 達哉

2002年入社
土木 技術職

土木は
「縁の下の力持ち」だ。

土木の仕事は、インフラに関わるので社会に貢献できることも魅力でしたが、私にとっては、「見えないこと」が一番の魅力。土木というのは、多くの場合、地中での工事だから、工事が終わると見えなくなってしまう、「縁の下の力持ち」的なところがかっこいいなと思っていました。就活では、見たことのない重機やスケールの大きな船、巨大な道具を使う海洋土木という、なかなか経験できない専門性の高さにひかれ、当社を志望しました。

ヒト・モノ・カネを
管理する。

工事の工程を始め、職人さん、資材、予算などのすべての管理を任される施工管理を担当しています。いろいろな現場があるので、臨機応変な対応力や判断力が求められる仕事だと思います。漁港での工事では船舶の出入への対応、川が近い現場では出水への備えなど、あらかじめ状況を把握し、起こりうることを想定して入念に準備することが重要です。同じ現場はふたつとないので、毎回が新鮮ですし、勉強にもなります。入社3年後に二級土木施工管理技士を、5年後には一級を取得しました。徐々に手掛けられる現場の規模が大きくなり、手応えを感じています。

地域の人の
声が励みだ。

これまでで最長の現場は、寺泊での橋の架け替え工事です。解体から建設まで約5年間かかりました。国道に架かる橋なので工事のために通行止めにはできず、また迂回する仮の橋を造った上、旧橋を解体・撤去し、新橋を建設した後に、仮の橋を撤去するという流れでした。スケジュール管理が難しく、苦労もありましたが、工事期間中には地元の人達から声を掛けてもらったり、これがきっかけとなって工事を受注したりと、地元との関わりが実感でき、大きなやりがいに繋がりました。

ある1日のスケジュール

7:30
出勤(現場事務所の清掃・準備)
7:50
現場巡回(現場内に異常がないか点検)
8:00
朝礼、危険予知活動(当日の施工内容の周知、安全注意事項の指示、作業員の体調把握)
8:15
現場作業開始(写真撮影、施工状況の確認と指示)
10:00
小休憩(現場作業を中断し、水分補給)
10:15
発注者訪問(現場立会、打合せ)
12:00
昼食
13:00
職長との打ち合わせ(職長と翌日の作業内容の確認)
14:00
現場作業の再開(翌日以降の資材等の発注、施工図等の作成業務)
15:00
小休憩(現場作業を中断し、水分補給)
15:15
現場作業の再開(出来形、品質管理の検測)
16:45
作業終了(現場の後片付け、作業後の現場保全状況の確認)
17:00
事務所内作業(作業日報の取りまとめ、図面を含む発注者提出書類等の作成業務)
18:30
退社

メッセージ
先輩社員からの

建設の仕事は、専門知識や資格が必要ですが、身に付けたものは自分自身の財産になり、成長に繋がります。当社では上司や先輩が実践的に教えてくれるので、学ぶ意欲さえあれば知識ゼロからでも問題ありません。